現代の仕組みを解く手がかり [これから日本の話をしよう!]
人生のなかのイベントで、神社にお参りに行くことがある。
その場合、初詣ならドレスコード(?)はないのだろうが、七五三やお宮参りの場合だと、それなりの服装が求められる。
「男性(お父さん)は(ダーク)スーツ、女性(お母さん)はスーツかワンピ」
みたいなことが言われるが、なんだか違和感を感じる。
同じ違和感を、
「スーパークールビズの宣伝のため、公務員がアロハを着た」
というようなニュースを聞いたときにも感じた。
まぁアロハは受け狙いなのかもしれないが(本気か?)、スーツが日本人の“正装”として認識され普及しまくり定着してしまったことは間違いない。
日本人の源流としてしばしば語られる神社においてのフォーマルがスーツなのだから。
もはやスーツは“サラリーマン”だけのものではない。
農家も大工もとび職も、日本古来の場においては、最低ラインの礼装としてスーツを求められる。
日本人なのに。
このすさまじい勢いで普及していった“スーツ”なるものの実態を知るには、やはり本家本元、サラリーマンについて調べるしかないだろう。
うってつけの参考図書がある。
江戸時代や中世を知るために、鎌倉仏教や儒教などを調べるのと同様に、現代日本においては“サラリーマン”を調べるのがうってつけなのかもしれない。
その場合、初詣ならドレスコード(?)はないのだろうが、七五三やお宮参りの場合だと、それなりの服装が求められる。
「男性(お父さん)は(ダーク)スーツ、女性(お母さん)はスーツかワンピ」
みたいなことが言われるが、なんだか違和感を感じる。
同じ違和感を、
「スーパークールビズの宣伝のため、公務員がアロハを着た」
というようなニュースを聞いたときにも感じた。
まぁアロハは受け狙いなのかもしれないが(本気か?)、スーツが日本人の“正装”として認識され普及しまくり定着してしまったことは間違いない。
日本人の源流としてしばしば語られる神社においてのフォーマルがスーツなのだから。
もはやスーツは“サラリーマン”だけのものではない。
農家も大工もとび職も、日本古来の場においては、最低ラインの礼装としてスーツを求められる。
日本人なのに。
このすさまじい勢いで普及していった“スーツ”なるものの実態を知るには、やはり本家本元、サラリーマンについて調べるしかないだろう。
うってつけの参考図書がある。
江戸時代や中世を知るために、鎌倉仏教や儒教などを調べるのと同様に、現代日本においては“サラリーマン”を調べるのがうってつけなのかもしれない。
タグ:サラリーマン生態図鑑
アコナイトレコードの著者2号です。『サラリーマン生態図鑑』のご紹介ありがとうございます。
そんな高尚な切り口ではないんですが、当たり前に思っていることを改めて観察していると見えてくる「面白さ」は企画の出発点です。ネタ本ゆえに、現代日本を知るテキストになりうるかは微妙ですが。
by 高橋 毅 (2012-02-28 01:01)