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リーダーの困ったちゃん [雑談]

最近読んだ本に、
小さな会社の社長の戦い方 (アスカビジネス)
という本がある。

小さな会社の社長の戦い方 (アスカビジネス)

小さな会社の社長の戦い方 (アスカビジネス)

  • 作者: 井上 達也
  • 出版社/メーカー: 明日香出版社
  • 発売日: 2012/11/15
  • メディア: 単行本


その中に、「ありえないことをする人も参加してくる」とあり、そこでビジネスの常識の通じない掟破りな人とも戦わなくてはならないとして、倒産覚悟の破れかぶれで突っ込んでくる人の例を紹介している。そして次のように評している。


世の中は利口な人ばかりとは限りません。昔を思い出してください。小学校、中学校のときにかけ算ができない子とか分数がわからない子、簡単な漢字を読めない子、いましたよね。 ビジネスの世界でも同じことなんです。こういうできない子が大人になり社長になっている場合もあります。 一般的に会社に入るには入社試験や面接をうけ合格しなければなりません。昇進するには上司から評価されなければなりません。 しかし、社長だけは法務局に行けばなれるのです。だからおかしな社長もたくさんいます。ですから、あなたの頭脳では理解できないようなとんでもないことやありえない行動をとる社長もいます。 そして結局、彼らは倒産します。しかも、あなたを道連れにして。

かなり辛辣な表現だが、確かにこんな社長はいる。

極端な例かもしれないが、私自身も目にしたことがある。起業したての人で、名刺作成を業としていたのだが、無料で名刺を作っていた。誰にでも無料にするわけでなく特別な人だけに無料にするのだと言っていたが、その対象に出会って5分の初対面の私も含まれていたのだから、“特別な人”というハードルは思いのほか低い。この人は無料のまま仕事を抱え、有料の仕事は受注することなく消えていった。

まあ、その思い出話は置いておいて、なぜ上記の本の内容を引用したのか。

その理由は、北朝鮮の今回(2013/2/12)の核実験を見て、思い出したからだ。

「世の中は利口な人ばかりとは限りません。」

「あなたの頭脳では理解できないようなとんでもないことやありえない行動をとる社長もいます」

「そして結局、彼らは倒産します。しかも、あなたを道連れにして。」

となりの国の場合、世襲だからなぁ・・・。
どこまで突っ走るのか・・・まさに戦々恐々。彼らは私たちの想像の、少し斜め上を行く。
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人類史上最悪の日 [雑談]

今までの歴史で、人類史上最悪の日っていつだろう?

主語が抜けているので、問いかける人と答える人によって変わるかもしれない。

ある人は広島と長崎に原爆が落とされた日を言うだろうし、また別のある人は東日本大震災と原発事故を上げるかもしれない。

ホロコースト、ヒトラーの生まれた日、サラエボ事件、核分裂を発見した日・・・。


上にあげたのは、いずれもこの100年くらいのことであり、この100年は人類が力強く発展・繁殖・拡大し続けた100年でもある。

思うに人類史上最悪の日というのは、人類にとって最悪ということだから、それこそ人類の存亡に関わる日であると思う。


それではいつ、人類は存亡の危機にあったのか。


かつて、人類滅亡の危機があった。

それは今から7万年前。

人類は2,000人まで減ってしまったことがあるらしい。

この時期、極端な気候変動があったらしく、この数まで減少してしまったらしい。

全世界の人口が2,000人である。
ちなみに現在の人口はおよそ70億人である。

比べてみよう。

2000
7000000000

この違い。

2000という数は、放っておけば絶滅してしまう数である。

よくぞ生き残ったものだ。


ということで、人類史上最悪の日は、7万年前のどこかであろう。

7万年前を人類“史上”と言っていいのかどうかは微妙だが。


ところで、何故こんな事を書いたのか。
それには理由がある。

北朝鮮が核実験を行ったというニュースを見て、なんとなく思ったのだ。


最近の世界は、とくに日本は、ひと言で言えば不調だ。
調子が良くない。

経済の調子も良くないし、政治もこれまでは安定していない。

中国や韓国やロシアなどとの関係は、はっきり言って良くないだろう。

同盟国といえば、世界最強の米国だが、地理的にずい分遠くにいるし、最近力に陰りが見える。

そして北朝鮮の核実験。

周辺国は敵だらけ。おまけに超危険分子もいらっしゃる。


今日という日が、将来、何ら意味を持たないことを祈る。
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放射能と大気汚染と花粉とアジェンダ [雑談]

いつの間にか花粉症のシーズンに入ってしまった。
私は花粉症なので、この季節は闇に閉ざされたようなものだ。
今年は花粉だけでなく、中国から強烈な大気汚染物質も流れ込んできているらしい。

この大気汚染に対して大騒ぎをすれば、きっと

「過剰反応しすぎだ。情報リテラシーのない奴らめ」

と言われるのだろう。
原発の時で学んだ。

「放射“脳”の奴ら」呼ばわりはされたくない。

しかしながら考えてみると、専門家の間でも意見が割るような事柄。
よくわからないモノが飛んでくるのだとしたら、身構えるのが正しい反応の仕方だと思える。
つまり、放射能に対しては防ごうとし、大気汚染に対しても、やはり防ごうとするのが正しいと思える。

ただし、防ごうとするあまり、不幸せになってはいけないと思う。
自分自身もそうだし、家族や子ども、あるいは周囲の人を不幸にする行動もいただけない。


多額の投資で家を要塞のように防護し、全ての縁を断ち切り、外界を遮断して1年間立てこもる。いや、これで幸せならそれでいいのだが。

そういえば、1ヶ月くらい前、つまり昨年末にはマヤの予言による終末論が話題を集めていた。
終末論を信じる人々の中には、助かるためにドコそこの村へ逃げた人々や、シェルターに閉じこもった人達もいた。
彼らはどうなったのだろう!?それはそれで素晴らしい行動力だと思うし、良い思い出話として笑い飛ばせればそれでいいと思う。

原発の話に戻れば、当初“放射脳”という言葉は、不特定多数に影響力を持ち、不安を煽る人々に向けられていたと思うが、次第に放射能に不安を感じる一般の人、つまり多くの人に影響力を持たない人々にまで範囲が広がったように思う。

今回の大気汚染も同じような経緯を辿るのだろうか。

いや、正直、私個人としては、花粉症の方がやっかいだ。
森林伐採するのならスギやヒノキからにしてほしい。

選挙の票集めのために
「アジェンダ。スギとヒノキの伐採に補助金を出します云々」
と宣言する党が出てこないことが不思議だ。

ああ、なんとかならないものか・・・。
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変な広告 [雑談]

インターネットを見ていると某洋酒メーカーのサプリメントの広告の、異様さに気がつく。
日本でも有数の大会社なのに、なんだ、この異様さは。

・52歳 「スゴイ!」と妻が・・・ 男の自信、取り戻すきっかけとは?(52歳 男性)

・43歳、夫の全てが気に障る 私、40代特有のアレかも・・・

・「50代、女性を惹きつける男。」その活力の源とは?


それぞれに貼られている女性などの画像が思わせぶりで、いかがわしいサイトの広告かと思うほど。

この会社、創業者一族がかつて東北を蔑視した発言をし、物議をかもしたことがある。
何だか変な会社だなぁと思いながらも、それでも大企業であるうえに、特に時代に流されない経営方針は対したものだと思っていたのだが・・・最近はやっぱり変だなぁ。

京の都のある近畿以外を僻地とみなし、僻地に住まう人々を人外の者と蔑み、しかし自分たちがこんな変な広告を出してプロモーションしているのでは、客を馬鹿にしているとしか思えん。
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ますますこじれる体罰事件 [雑談]

大阪の高校で起きた体罰・自殺事件は、橋下市長が入試を決定して以降、学校・OB・保護者・生徒が揃いも揃って墓穴を掘り、傷口を広げ、必要以上に問題を大きくしている。

・「結論覆す」、決意の反論=高校生8人、入試中止で会見

・なぜ生徒会ではなく部活のキャプテンが!?何か変、誰が仕組んだの?と小木ママが記者会見を非難「何か変!?

・「ええ加減にせぇ はしもと、殺すぞ」「部落民がいきんな」 桜宮高校生徒がツイッターで暴言、さらに喫煙や飲酒も

それぞれが、他人の痛みについてはあまりにも他人事すぎて、自分の権利についてはあまりにも主張しすぎたのではないかと感じる。

当初は橋下市長の決断に批判的だったが、この経緯をみて橋下市長の決断を評価する側にまわる・・・そういう人も多いのではないか。
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葬儀のこと、お墓のこと、最低限考えておきたいこと。 [雑談]

週刊ダイヤモンドが寺・墓・葬儀の特集をしている。
週刊 ダイヤモンド 2013年 1/19号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2013年 1/19号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2013年 1/19号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/01/15
  • メディア: 雑誌


・一定期間試し読みあり
ちゃんと読んだわけではないのだが、なかなか興味深い。
最近ではどのように死ぬかのエンディングノートが注目され、先日亡くなった流通評論家・金子さんによる「僕の死に方 エンディングダイアリー500日」も話題になっている。
僕の死に方 エンディングダイアリー500日

僕の死に方 エンディングダイアリー500日

  • 作者: 金子 哲雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: 単行本


しかしながら、多くの人にとって、死というのは自分には関係ない、もしくは、差し迫った課題ではない、という認識なのではないだろうか。
しかし、高齢の親や病気がちの親族のいる人、はたまた子供のいる一家の大黒柱の人は、多少は考えておいたほうがいいのではないか、と思う。
いや、三十路を過ぎたなら人であれば、多少は関心を持つべきだと思う。

家族が亡くなるというのは、精神的に非常事態であるにも関わらず、やるべきことが非常に多く、とても忙しい。そして、法事やらお墓やらには、ある程度のお金が動く。
始末の悪いことに、このお金は1回限りで終わるわけでなく、その後の維持管理にも付きまとう。

親戚に言われるがままにやってみたら、その後色々とお金がかかったり、面倒があったり、ということは多い。

ダイヤモンドの特集では、2300万人が加入していると言われる互助会をめぐるトラブルや、意外と知られていない“改葬”をめぐるトラブルなどが紹介されている。今後、高齢化になり死者の増える日本では、死にまつわるトラブルがどんどん増えていくに違いない。

かくいう私も喪主となり、葬儀や墓選び、法事などを経験したことがある。

精神的に消耗している中、気をしっかりしていなければいけないなぁと、つくづく感じた。

まず、家族は病院で亡くなったのだが、身につけていた時計が行方不明になっていることに、後日、落ち着いた頃に気がついた。
また、病院で亡くり遺体を家に送る必要があるのだが、放っておくと勝手に葬儀社を決められてしまう。病院から自宅への搬送をした業者が、葬儀社となってしまうのだ。
葬儀のプランも、業者によるかもしれないが、不明瞭な内訳でどんどん高くなる、という声をよく聞く。幸い、私の業者は良心的だったと思う。


また、墓地についても色々と問題がまとわりつく。

例えば霊園に行くと、決まった業者が順番待ちをしていて、その業者と話をすることになる。地域によって異なるのかもしれないが、他の業者に頼んだり、相見積もりをとったり、ということが、しにくいシステムになっている。
私の場合、いろいろあって他の業者の見積もりもとれたのだが、同じような墓石の内容で、価格がこうも異なるのかと驚愕した覚えがある。高い買い物なので、場合によっては数十万円単位で値段が変わる。

お寺にするか、霊園にするかも判断の分かれ目だ。

良心的なお寺もあれば、お金のかかるお寺もある。

霊園の方がいいかというと、個人的には一概にそうとは言えないと思っている。

例えば、小さな霊園の場合。

霊園というのは、長い間、管理が必要なものだ。しかし、規模の小さな霊園の場合、しっかりと管理を存続していけるのかが重要な問題だと思う。売り出しているときはいい。しかし、全て売ったあとも、園内の清掃や、法事の受付や調整、メンテナンス、お盆等の繁忙期の駐車場誘導など、やるべき管理業務は多い。管理業務が長く維持できる程度の墓地数があるのか。結構重要だと思う。

また、お墓を持つと、何かにつけてお金がかかるものだ。
お寺にしても霊園にしても、毎年それなりのお金を支払わなければいけない。法事のたびに、お寺さん(お坊さん)への支払い以外にも、費用がかかる。

例えば、ある霊園では、法事の際に
・法事手数料
がまずかかり、そのほかに
・灯明料
などが、それぞれ、ざっくりと万単位で必要になる。

お坊さんへの支払い以外に、である。
いったい何にかかる費用なのか。法事手数料だけでいいのではないか。内訳は極めて不明瞭である。

料金が改訂されることもあり得る。墓を移そうとするとお金がかかる。住所を変更するとお金がかかる。


といった、お金にまつわること以外にも、注意したいことがある。
それは、場所だ。

やはり住んでいる場所の近くで、行きやすいところの方がいい。


彼岸や盆などで墓参りに行くこともあるし、法事もある。
遠い場所だとやはり不便だ。

年をとったときのことも考えておきたい。

墓が遠方や、山の上にでもあったら、行くのが大変だぞ。


そもそも、お寺の檀家になってお墓を建てるのではなく、霊園に無宗教で墓を建てるのなら、果たして立派なお墓を持つことに意味があるのかと疑問に思う。祈る場所、弔う行為は生者のためにも必要だと思うので、葬儀や墓が不要だとは思わないが、最低限のサイズで構わないのではないかと思う。

私としては、きちんとお寺の檀家に入って、節目節目にご供養されるのをお勧めしたいが、良心的なお寺ばかりとは限らないと思う。最近では卒塔婆の文字をプリントする機械もあるようだ。なんだよそれ、と思う。いいお寺さんとの出会いは、人生を少し豊かにしてくれる。探す手間と、そして少なからず運が必要かもしれない。


あなたが一家の大黒柱であるのなら、残される家族のためにも、多少なりとも考えておいて欲しい。流通ジャーナリスト金子さんのように、完璧なプロデュースでなくてもかまわない。若いから平気、というように思うかもしれない。また、日本には言霊信仰(BY井沢元彦)があるので、死ぬことを考えるなんて縁起でもないと思うかもしれない。

だが、自分の始末はある程度は想定しておきたいものだと、私は思う。

なにせ、死には様々なトラブルが起こり得るので。
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ノロウイルス-パンデミック [雑談]

最近よく目にするノロウイルス。感染性の胃腸炎ということで、感染すれば下痢および嘔吐がひどく、高熱も出る。

各地で猛威をふるっているようで、広島の弁当による集団感染では約2000人の人が発症してしまっている。
各地で集団発生している。

この異常な発生状況を見るに、これはある意味で、パンデミックというやつではないか?

パンデミックとは、数年前に“新型インフルエンザ”が広まった時によく使われた語で、感染の爆発的な流行を言う。

「ノロウイルスが流行しているようです」
「どこそこで、集団感染が起こりました」
「みなさま、手洗いに十分お気を付けください」

なんて言っているレベルではなく、封じ込めをしなければいけないレベルなのではないか?


いやだ。

感染したくない。


私は頭痛や腹痛なら多少の免疫(慣れ)があるが、嘔吐は苦しいからすごく嫌だ。


国よ。

感染の阻止、封じ込めを願う。
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敗者の歴史 [雑談]

新しい大河ドラマが始まった。
2013年は「八重の桜」で、公式サイトを覗いてみると、なかなか華やかな画面である。

残念なことに初回を見逃してしまった・・・。
果たして再放送を忘れず見ることができるだろうか・・・。

ちょっと自信がない。

ドラマの影響もあって、会津が注目されている。
その会津関連の本で、機会があれば是非読んでみたいと思いながら、これまで読めていない気になる本がある。もともとは少し古い本だが、会津へのクローズアップとともに、最近では書店でも見かけることが増えた。その本とは、これだ。
ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (中公新書 (252))

ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (中公新書 (252))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1971/05
  • メディア: 新書


明治維新とは、600年以上続いた武士の時代の敗北であると同時に、東日本の再びの敗北だったのかもしれない。

公が、正義が逆転する瞬間。まさに激動の時代だ。

滅多に光を当てられない敗者に、これを機会に目を向けてみたい。歴史はいつだって勝者のもの。しかし、勝ったものが全てにおいて正しいということはないのだから。
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終末に似た世界・・・日本の大怨霊と革命の足音 [雑談]

マヤ暦に由来する終末論によると、今日が区切りの日となるらしい。
世界のあちこちで色々な話題が振りまかれている。

中国では邪教徒による扇動とされ、多くの捕縛者が出たようだ。
セルビアのある山では救いをもとめる人たちで溢れかえり、“滅亡特需”なる現象が起きている。
アメリカでは先日発生した小学校での銃乱射事件を受け、終末論にかこつけた類似事件を恐れて休校が相次いでいるという。気持ちはわかる。

では、日本ではどうか。

今回比較的おとなしめの反応にうつる日本。
では、日本人はこの手の話に鈍感なのかというと、そうでもないと思う。

過去を振り返ると、ノストラダムスやら末法思想やら、色々なことがあったと思うのだが、私が思い起こすのは幕末の出来事だ。

「日本国の大魔緑となり、皇を取つて民となし、民を皇となさん」

と呪詛して憤死したのは、日本の大怨霊、崇徳上皇だ。

「人の福を見ては転(うつ)して禍(わざわい)とし、世の治まるをみては乱を発(おこ)さしむ」

そう宣言していたのだから、世が騒がしくなり、人心が乱れれば、崇徳上皇の怨念が騒がれる。

慶応四年(1868)の8月26日。この日は崇徳上皇の命日にあたる。
勅使が崇徳上皇の御陵のまえで、明治天皇の宣命を読み上げ、條区の御遺影を神輿に奉じ、崇徳上皇の神霊は白峰神社に祀られた。

この時、官軍は戊辰戦争のさなかにあった。崇徳上皇の怨霊が、奥羽諸藩方へついてしまっては大問題だ。

実はこの少し前、文久元年、江戸幕府は神経を尖らせていた。
なぜかというと、この文久元年は辛酉(かのととり)で、辛酉革命を恐れたのだ。辛酉革命とは中国に由来し、辛酉は“天命が改まる年とされ、王朝が交代する革命の年”とされている。

さて、このあたりの事項を、年表にしてみよう。

1860年 桜田門外の変
1861年 辛酉にあたり、幕府、辛酉革命を恐れる。
1863年 崇徳上皇 七百回忌
1866年 孝明天皇、崩御
1867年 王政復古の大号令、ええじゃないか騒動
1868年 鳥羽伏見の戦い→江戸城、無血開城→崇徳天皇陵に勅使を遣わし、翌日、明治天皇即位の礼を行う→9/8明治に改元

この時ほど、世の中が不安に思えたときはないと思う。
そりゃそうだ。異国の影がちらつき、我らの権力側は内輪もめしているのだ。

グローバル化の進んだ今で言えば、宇宙人がUFOで地球を脅しに来て、度々血を見る小競り合いが起きている中、アメリカやら中国やらイスラムやらで互いに戦争が起こってしまったようなものだ。

その現状を見るに、やはり世界の終末だなんだと思いたくもなる。

幕末のあの時、権力側は易姓革命や怨霊を恐れ、庶民は踊り狂っていた。

まさに“世も末”な光景がそこにある。

このような“維新”の大混乱を見ると、昨今の政治団体である“維新”が小さく霞んでしまう・・・。
タグ:終末論
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芸能人のステルスマーケティングと私 [雑談]

芸能人のブログによるステルスマーケティングの問題が話題になっている。グラビアタレントさんや、芸人さんが槍玉にあげられている。

事件の内容としては、「オークションで落札していない商品を落札したと嘘をつき、自分のブログで紹介。詐欺サイトの宣伝をし、報酬をもらった」というもの。

事務所を通さないで受けた、という時点でまずルール違反だ。仕事のマネージメントは事務所が行うもの。事務所を通さないことで丸々お金を貰いたかったのだろう、と思われても仕方がない。世話になった人から頼まれたにしても、少なくとも事務所に相談くらいするべきだろう。


この件に関して、ナイナイ岡村さんが

「今後見ても、『あ、ウソやな』と(笑)。一個のウソついたら、『あれ、またウソついてるんちゃうかな?』と思ってまうのよ」
「ほしのあきさんの1件で、ある意味、一石投じたといいますか、今度から(ほかの芸能人も)、『こんな商品使ってまーす』とか、絶対言われへんようになるからね。『こんなドライヤー買いました』とか『こんな帽子買いました』とか載せると、『お前、お金もらってるんちゃうんか? お金もらってなくても、タダでもらってるやろ?』って、勘ぐってしまうのよ。だから、書くことなくなってくると思うねん。ブログはだいぶ、しょうもななっていくと思う」

言っているらしいが、そのとおりだと思う。

しかし、彼ら彼女らがブログでお金儲けしたい、と考えた気持ちは、わからないでもない。
ツイッターにしろ、ブログにしろ、目に見える見返りがなければ、彼ら彼女らのような人気芸能人にとってやる理由がないだろう。

ファンとのコミュニケーション?

いやいやいや・・・。
そう言う人がいる可能性は否定しないが。

最初は、自分の出演番組の紹介だとか、広告目的も自分自身を中心としたものだったんだろうな、とは思う。しかし、だんだんと物足りなくなったんだろうな。お金儲けを囁く、得体のしれない輩もたくさん寄ってくるだろうし。

影響力のある人ほど、誘惑も多いので大変だと同情する。


ちなみに私のブログはというと、お金に換算できるものとしては、時折紹介するアマゾンの本がある。私のブログに貼ってあるアマゾンのリンクからアクセスして、本を買ってもらうと、私に幾分かのお金が入る仕組みだ。

と言っても、1冊売れても10~60円。だが、私のブログ経由で買ってくれる人なんて、たかが知れている。
このブログを始めた頃から通算しても、1,500円も行っていないと思う。もしかしたら1,000円行っていない可能性もある。ブログを始めて約10ヶ月くらいで、この数字・・・。


ということで、ハナから収入は期待していないのだが、それでも買ってもらえると嬉しい。本は手にとって派の人は、気持ちはわかるので無理して買う必要はない。アマゾンで買う派の人であれば、たまにここ経由で買ってもらえると嬉しい。

そんなふうに思っている私に、「この商品を紹介してくれたら30万円やろう」という人が現れたとしたら、どうするか。

どうしよう・・・。

「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)

「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)

  • 作者: 常見 陽平
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2012/12/08
  • メディア: 新書



それにしても、最近は、芸能界や芸能人のズルさ、のようなことが話題になっているように感じる。
某芸人の生活保護費不正受給疑惑の件や、某アイドルグループの売り出し方など・・・。
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