夜の国のクーパーを読む② [読書]
前回に引き続き、伊坂幸太郎さんの新作長編「夜の国のクーパー」を読む。
ようやく読了。
なるほど。
“私”やこの国の人間・ネコたちに関する仕掛けや、鉄国との関係については、だいたい半分くらい読んだところで気がついた。
アマゾンのレビュアーの評価が低めなのは、わからないでもない。
猫視点からの語りと会話が主体なので、物語の奥行きが浅く感じられ、やや物足りない。設定的に「
オーデュボンの祈り (新潮文庫)」と似ているところはあったが、同作に比べても、引き込む力、ストーリーの巧妙さが弱く感じる。
ではつまらなかったのかと言われると、けっしてそんなことはない。
そんなことはないが、この厚み(ページ数)と、伊坂幸太郎の作品という点で高まってしまう期待値に比較すると、物足りなく感じてしまうのだ。
しかしながら、私はこの本を積極的に読みとくことにした。
この「夜の国のクーパー」を、受け身で読むのではなく、私なりの視点で、私なりに本書の世界に手を伸ばしてみたい。
ということで、次回、この「夜の国のクーパー」の世界に、私なりに触れてみたいと思う。
ようやく読了。
なるほど。
“私”やこの国の人間・ネコたちに関する仕掛けや、鉄国との関係については、だいたい半分くらい読んだところで気がついた。
アマゾンのレビュアーの評価が低めなのは、わからないでもない。
猫視点からの語りと会話が主体なので、物語の奥行きが浅く感じられ、やや物足りない。設定的に「
オーデュボンの祈り (新潮文庫)」と似ているところはあったが、同作に比べても、引き込む力、ストーリーの巧妙さが弱く感じる。
ではつまらなかったのかと言われると、けっしてそんなことはない。
そんなことはないが、この厚み(ページ数)と、伊坂幸太郎の作品という点で高まってしまう期待値に比較すると、物足りなく感じてしまうのだ。
しかしながら、私はこの本を積極的に読みとくことにした。
この「夜の国のクーパー」を、受け身で読むのではなく、私なりの視点で、私なりに本書の世界に手を伸ばしてみたい。
ということで、次回、この「夜の国のクーパー」の世界に、私なりに触れてみたいと思う。
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