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オリンピック後の世界の異変に向けて、戦略的になろうじゃないか [雑談]

もう7月も終わりだ。
早いものだ。2012年も半分がすぎ、それどころか、ついこないだ北京オリンピックだと思っていたら、今はロンドンオリンピックらしい。盛り上がっている・・・のかな?


ロンドンオリンピック後、世界は大丈夫だろうか・・・という心配が、私にはある。


オリンピックは世界的なお祭りだ。
色々なものを脇にどけて、とりあえず盛り上がっている。


しかし、そもそもの世界の状況を見てみると、とても不安定だったはずだ。
アラブ・北アフリカは相変わらず混乱状態が続き、欧州は通過・債務危機が依然深刻だ。世界各国で権力移行があり、主要各国は国民の支持を得るべくわかり易い迎合主義に走りかねない。

日本の状況を見ても、国内政治はとても安定しているようには見えないし、TPP、原発問題と、国民を二分しかねない話題も多く、目がくらむ。頑張って顔を上げてみると、すぐご近所の某国は若い指導者が何やらきな臭い動きをしているし、北のほうでも南の方でも、領土をめぐって威嚇されている。


お祭りが終わったあと、これらの課題がどっと押し寄せてくるように思えてならない。


我々は、これからは戦略的に行動することが求められる。
個人ベースでも、家族・企業などの集団ベースでも、そして国家ベースでも、そうだ。

現状をできるだけ正しく把握し、打つ手を、選択肢を確保しておく必要がある。


荒波がやってきたとしても、したたかに生き残らなければならない。

だから、本書をおすすめする。
良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

  • 作者: リチャード・P・ルメルト
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/06/23
  • メディア: 単行本


基本的にビジネス書として書かれているものなので、それ以外の用途としてはとっつきにくいかもしれない。

だが、ビジネスにしても人生にしても、現状の問題を正しく把握して、必要な手を打つというのは、変わらず重要なことである。

営業であろうが、ダイエットであろうが、就職であろうが、家計のやりくりであろうが、私たちの前に立ちはだかる問題に対して、とるべきアプローチというのは共通のものがある。

本書は解決策を与えてくれない。
わかりやすいフレームワークを示すものでもない。

だが、戦略的であるとはどういうことか、について、正しく教えてくれる。

大切な問題に対しては、我々は戦略的であるべきだ。
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