いま人気の図鑑を比較する [読書]
ヤフーの記事(とか言いながら、ネタ元は日経トレのようだ)に、こんなのが載っていた。
・「おじさん」「僧侶」「文学少女」… “一般人図鑑”はなぜブレイクした?
少し転載しよう。
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2009年に発売された「くらべる図鑑」(小学館)のヒットをきっかけに、出版界では子供向けの“新型図鑑“ブームが続いている(関連記事はこちら)。そんななか、今年になって大人に売れ始めているのが、特定の分野の一般人を集めた“一般人図鑑”だ。
その代表格が2011年12月7日に発売された書籍「おじさん図鑑」(小学館)。イラストレーターのなかむらるみ氏が街で見かけた普通のおじさんを分類しイラストで図鑑化したもので、3万部売れればヒットといわれるサブカル系書籍でありながら、現在まで累計で11万8000部も発行されている。ほぼ無名の著者の処女作としては異例の数字といえるだろう。
(中略)
「おじさん図鑑」の女性読者の中には、今までは「おじさんが好き」と言うと、「枯れ専?」と聞かれたり「不倫願望がある」と思われたりして、言えなかったという人も多かったという。「この本は、自分と同じ目線。ざっくばらんな気持ちでおじさんを愛する気持ちを共有できたのがうれしい」と感謝されることが多いそうだ。
(中略)
40人のイケメン僧侶を集めた「美坊主図鑑」(廣済堂出版)は、2012年2月末に発売。編集担当だった高田順子氏は「長い編集者生活のなかで、50社近くの取材を受け、全てのテレビ局で放映された本はこれが初めて」と驚く。話題性だけではなく売れ行きも好調で、現在までに1万8000部(3刷)発行されている。
(中略)
ヒットした理由は、「僧侶には禁欲的なのに女心をくすぐる魅力があり、ひそかな女性ファンが多かった」ことだという。いわゆる「制服」シリーズの書籍は多いが、僧侶はそのなかでも特別なポジション。閉ざされた世界であり、宗派を超えて僧侶個人の経歴や趣味などを語る切り口の図鑑はこれまでになかった。「今、お寺はお葬式のとき以外は行かない場所になってしまっている。でも若い僧侶はそういう状況を打破しようと、さまざまな試みをしている。この本でそのことを知ってもらえたら嬉しい」(高田氏)という。
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以上、引用終了。
・・・。
・・・なんか、女の人って、こわい・・・。
なんなんだろう。普通の人っぽい感じして、どうどうと・・・。
タレントでエッセイストの遙洋子さんが、韓流にハマる女性たちを「あれは熱狂ではなく発情である」と評していたが(遙さんも発情したらしい)、何というか、エネルギーが物凄いという印象を受ける。
もし仮に、人類の理性のストッパーを全て解除したとしたら、この世を制するのは女性な感じがする。
にしても・・・。
何が美坊主だ。でる方もでる方だ。何のための坊主だ。坊主ナイトと同じような唾棄感を感じる。
しかし、図鑑モノなら一番面白いのは「サラリーマン生態図鑑」でしょう。
とても面白かったよ、この本は。単純に笑えるし、観察眼も鋭く、図鑑もののなかでも秀でていると思う。確かにサラリーマンというのは不思議な生態で、独特の世界観を持っている。しかも身近にいるので読んだあとに改めて観察するととても面白い。
でも、何故上の本ほどヒットしないのだろう?
その理由はわかっている。
女性のパワーが足りなかったからだ。
いや、女性の“発情”パワーの支持を得られなかったからだ。
萌え系サラリーマン図鑑とか禁断の草食サラリーマンとかの企画にすれば、もっと売れたかもね。いったいどんなサラリーマンなのかさっぱりわからないが。
まぁ面白い本だから、何かのきっかけで火がつけば、あっという間に広がるでしょう。
ああ、そういえば、図鑑ものの一番のヒットといえば、「こびとづかん」でしょう。
あっちこっちで見たよね。私はよくは解らないのだが、周囲では評判になっていた。
面白そうではあるが。
・「おじさん」「僧侶」「文学少女」… “一般人図鑑”はなぜブレイクした?
少し転載しよう。
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2009年に発売された「くらべる図鑑」(小学館)のヒットをきっかけに、出版界では子供向けの“新型図鑑“ブームが続いている(関連記事はこちら)。そんななか、今年になって大人に売れ始めているのが、特定の分野の一般人を集めた“一般人図鑑”だ。
その代表格が2011年12月7日に発売された書籍「おじさん図鑑」(小学館)。イラストレーターのなかむらるみ氏が街で見かけた普通のおじさんを分類しイラストで図鑑化したもので、3万部売れればヒットといわれるサブカル系書籍でありながら、現在まで累計で11万8000部も発行されている。ほぼ無名の著者の処女作としては異例の数字といえるだろう。
(中略)
「おじさん図鑑」の女性読者の中には、今までは「おじさんが好き」と言うと、「枯れ専?」と聞かれたり「不倫願望がある」と思われたりして、言えなかったという人も多かったという。「この本は、自分と同じ目線。ざっくばらんな気持ちでおじさんを愛する気持ちを共有できたのがうれしい」と感謝されることが多いそうだ。
(中略)
40人のイケメン僧侶を集めた「美坊主図鑑」(廣済堂出版)は、2012年2月末に発売。編集担当だった高田順子氏は「長い編集者生活のなかで、50社近くの取材を受け、全てのテレビ局で放映された本はこれが初めて」と驚く。話題性だけではなく売れ行きも好調で、現在までに1万8000部(3刷)発行されている。
(中略)
ヒットした理由は、「僧侶には禁欲的なのに女心をくすぐる魅力があり、ひそかな女性ファンが多かった」ことだという。いわゆる「制服」シリーズの書籍は多いが、僧侶はそのなかでも特別なポジション。閉ざされた世界であり、宗派を超えて僧侶個人の経歴や趣味などを語る切り口の図鑑はこれまでになかった。「今、お寺はお葬式のとき以外は行かない場所になってしまっている。でも若い僧侶はそういう状況を打破しようと、さまざまな試みをしている。この本でそのことを知ってもらえたら嬉しい」(高田氏)という。
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以上、引用終了。
・・・。
・・・なんか、女の人って、こわい・・・。
なんなんだろう。普通の人っぽい感じして、どうどうと・・・。
タレントでエッセイストの遙洋子さんが、韓流にハマる女性たちを「あれは熱狂ではなく発情である」と評していたが(遙さんも発情したらしい)、何というか、エネルギーが物凄いという印象を受ける。
もし仮に、人類の理性のストッパーを全て解除したとしたら、この世を制するのは女性な感じがする。
にしても・・・。
何が美坊主だ。でる方もでる方だ。何のための坊主だ。坊主ナイトと同じような唾棄感を感じる。
しかし、図鑑モノなら一番面白いのは「サラリーマン生態図鑑」でしょう。
とても面白かったよ、この本は。単純に笑えるし、観察眼も鋭く、図鑑もののなかでも秀でていると思う。確かにサラリーマンというのは不思議な生態で、独特の世界観を持っている。しかも身近にいるので読んだあとに改めて観察するととても面白い。
でも、何故上の本ほどヒットしないのだろう?
その理由はわかっている。
女性のパワーが足りなかったからだ。
いや、女性の“発情”パワーの支持を得られなかったからだ。
萌え系サラリーマン図鑑とか禁断の草食サラリーマンとかの企画にすれば、もっと売れたかもね。いったいどんなサラリーマンなのかさっぱりわからないが。
まぁ面白い本だから、何かのきっかけで火がつけば、あっという間に広がるでしょう。
ああ、そういえば、図鑑ものの一番のヒットといえば、「こびとづかん」でしょう。
あっちこっちで見たよね。私はよくは解らないのだが、周囲では評判になっていた。
面白そうではあるが。
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