先祖を150年、遡る [これから日本の話をしよう!]
先日、仏壇の位牌と父の話をもとに、先祖をさかのぼってみた。
親の、親の、親の、親まで、何とかさかのぼった。幕末から明治にかけてのころ。だいたい、150年くらいを遡ったことになる。
私を入れて、5世代の、時間を越えた旅だ。なるほど、聞いてみればそれなりに、それなりの歴史があるものだ。もちろん、本に載るような派手な話はまったくないのだけれど、人が一生、そこで生きるということは、それなりのドラマが残るものなのだ。
血のつながりがあっても、何世代も経れば、他人も同然だ。共通の話題なんて、当然ないわけだし、顔を見ても、親近感がわくのかどうかわからない。もし会うことができたとしても、親しみあう仲になれるのかどうかはわからない。
逆にいえば、血のつながりだけがある。
そして、それがなければ、今の私は存在しないわけだ。
私がそのとき、先祖を遡らなかったとしたら、今回聞いた話のいくつかは、そのまま歴史の底に埋もれ、未来永劫、誰からも思い出されることがなかった・・・かもしれない。思い出す必要のある内容でもない。何か、目に見える価値があるわけでもない。しかし、私はとても重要な話を聞いた気になったし、それは大切なことであると思う。
遠いご先祖に思いを馳せる。ご先祖様も、私がいる土地に、何十年も生活していた。時を刻んでいた。
今から150年後、私の知らない、見たこともない子孫が、私に思いを馳せてくれることがあるのだろうか。
そのときには、君はもしかしたら興味がないかもしれないけれど、もし君が望むのなら、10世代遡れるような何かを残しておこう。
親の、親の、親の、親まで、何とかさかのぼった。幕末から明治にかけてのころ。だいたい、150年くらいを遡ったことになる。
私を入れて、5世代の、時間を越えた旅だ。なるほど、聞いてみればそれなりに、それなりの歴史があるものだ。もちろん、本に載るような派手な話はまったくないのだけれど、人が一生、そこで生きるということは、それなりのドラマが残るものなのだ。
血のつながりがあっても、何世代も経れば、他人も同然だ。共通の話題なんて、当然ないわけだし、顔を見ても、親近感がわくのかどうかわからない。もし会うことができたとしても、親しみあう仲になれるのかどうかはわからない。
逆にいえば、血のつながりだけがある。
そして、それがなければ、今の私は存在しないわけだ。
私がそのとき、先祖を遡らなかったとしたら、今回聞いた話のいくつかは、そのまま歴史の底に埋もれ、未来永劫、誰からも思い出されることがなかった・・・かもしれない。思い出す必要のある内容でもない。何か、目に見える価値があるわけでもない。しかし、私はとても重要な話を聞いた気になったし、それは大切なことであると思う。
遠いご先祖に思いを馳せる。ご先祖様も、私がいる土地に、何十年も生活していた。時を刻んでいた。
今から150年後、私の知らない、見たこともない子孫が、私に思いを馳せてくれることがあるのだろうか。
そのときには、君はもしかしたら興味がないかもしれないけれど、もし君が望むのなら、10世代遡れるような何かを残しておこう。
「家系図」を作って先祖を1000年たどる技術 (DO BOOKS)
- 作者: 丸山 学
- 出版社/メーカー: 同文館出版
- 発売日: 2009/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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