恐怖のうちに死ぬバッタと、呪いや怨念の化学反応についての考察 [雑談]
興味深い。
記事を引用しよう。
<実験ではまず、バッタだけを入れた籠とバッタとクモを一緒に入れ(中略)バッタが実際に食べられてしまうことを防ぐため、クモの口はのりを使ってふさぎ、バッタには純粋な恐怖のみを感じさせた。
バッタが死んだ後、Hawlena氏はその死骸を研究室に持ち帰り詳しく分析した。すると、恐怖を与えられたバッタの体の窒素に対する炭素の割合が、安らかに死んだバッタと比べて4%増加していることを発見した。
また、このわずかな違いが原因で、恐怖を感じたバッタの死骸を入れた土壌では、落ち葉など植物性有機物の分解速度が大幅に遅くなることが確認された。
Hawlena氏は、干ばつや酷暑によるストレスでも恐怖と同様の効果が生まれ、土壌成分が変化して農作物の収量や植物の成長サイクルに永続的な影響を与える可能性があると指摘している。>
恐怖のうちに死したバッタが、土壌に悪影響を及ぼすとは!!
これから先は、私の与太話と思ってもらいたい。
与太話の意味が分からない人のために説明すると、与太話とは「でまかせの、つまらない話」という意味。与太という言葉自体が「愚かで役に立たないこと」、「いいかげんなこと」、「でたらめなこと」であり、与太郎という名前になれば、落語によく登場する愚か者、失敗ばかりする人、というキャラ設定になっていたりする。
すでにこの時点で与太話もいいところだが、とにかくこの先、さらに与太話である。
私は常々、幽霊や呪いというのは、それ自体はないが現象としてはあるのではないか、と思っていた。
幽霊が本当にいるわけではない。しかし、幽霊らしきものがみえてしまう現象はあるのではないか、ということだ。
呪いも、よくイメージされるような恨みによって呪いをかける、ということではなくて、しかし実際には呪いといってもいいような現象は起きてしまっている、と思っている。
例えば、ある一族では、過去の呪いにより代々当主が早死にしていたとしよう。しかし実際は、呪いではなくて、遺伝的な疾患が原因で早死にしていたとする。しかし、これ自体が呪いの結果じゃないか、と言われたら言い返す言葉もない。原因は不明だ。
上の例とは関係ないが、「眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎」という本に出てくる一族は、中年にさしかかると眠れなくなり、やがて衰弱し、眠れないことに苦しんで死んでしまう。これはプリオンが原因の遺伝的な病(狂牛病もプリオン病だ)であることがわかるが、大変珍しいこの奇病、日本にも存在するらしい。
本書ではその奇病の原因を追い求めていくと、80万年前の人類による食人行為に行き着く。ちなみに、我々日本人には狂牛病(プリオン病)にかかりやすい特異な遺伝的特徴があるらしく、詳しく知りたい人は本書をあたってほしい。
こういったように、表面から見ると、まるで呪われていると受け取られてしまうような病というのがある。
らい病(ハンセン病)はかつて前世の悪行の報いだとされ、差別されてきた歴史がある。前世の悪行などといってしまったら、これは呪い的なもの以外の何ものでもないではないか。
ちなみに、現在では感染症として治療法も確立している。
墓石としてよく使われる花崗岩には磁気が含まれていて、そのために墓地周辺では心霊現象と思われるようなものが見れるのではないか、というのを聞いたことがある。
つまり何が言いたいのかと言うと、
幽霊やら呪いやら心霊現象やら怨念やら、というのは、
私達の目に見えない、細菌やらウイルスやらプリオンやら遺伝子やら磁力やら電波やらウランやら放射性物質やら化学物質やらニコチンやらが影響しているのではないか、ということだ。
この話を友人にしたところ、
「ああ、俺も中学生か高校生くらいのときに、そんなことを想像したことがあるよ。誰でも一度は考えるよな。で、それが何か?」
と返されてしまったが、きっとこれは馬鹿にされていたのだろう。
ともかく、冒頭の記事にあるように、恐怖を感じたバッタの死骸は、土壌や植物に何らかの影響を与える化学変化(?)を起こしているわけだ。
バッタがそうであるのなら、もしかしたら、他の生物にも同じようなことが起こっているかもしれない。
処刑される人間。
飢えで苦しんだ人間。
そういった歴史は、怨念という化学反応を起こし、我々の目の前に不可思議な影響を及ぼしているのかもしれない。
私は、そうした土地のひとつが、忌み地なのではないかと思うのでア~ル。
2012-06-15 19:06
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