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今後を考えるために、この夏に必読の2冊 [読書]

韓国といい、中国といい、そしてアメリカといい・・・


日本の周辺が騒がしい。


また、韓国の李大統領の、この発言。

「国際社会における日本の影響力は以前のようではない」


長引く不況と高齢化、そして震災の痛手に苦しむ日本。


国力が弱まるということは、こういうことか・・・。


となれば、今、この本は必読となるだろう。
戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)


戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)

戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)

  • 作者: 孫崎 享
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2012/07/24
  • メディア: 単行本



本書を読んで、どうするか。


アメリカがダメだから中国、というのは間違った判断だ。

本書を読むことによって、日本はどうあるべきか。
国益とは、周辺国との関係は、国際社会でどう存在感を出すか、諸外国に対して有効な手を打つための手札をどう用意するか、そういったことを考えるべきだ。


20年後、30年後に大人になる子どもたちの世代が、少しでも有利であるように。


戦略を考える上で、本書が役に立つ。

良い戦略、悪い戦略


良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

  • 作者: リチャード・P・ルメルト
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/06/23
  • メディア: 単行本


本書はビジネス書のところに置いてあるが、取り上げられるケースはハンニバルからと種類が豊富だ。


気になっているキーワードを上げよう。
・死活的に重要な要素にリソースを集中させる
・戦略とは、組織が前に進むにはどうしたらよいかを示すもの。
・戦略を立てるとは、組織にとって良いこと、好ましいことをどうやって実現するか考えること。
・近い目標-足場を固めて選択肢を増やす
※アマゾンの私のレビューから一部転載

この“よい戦略”とは、もちろん個人レベルでも有効だが、国家レベルであればそれこそ死活問題として重要度が増す。

戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)」と「良い戦略、悪い戦略」。

この夏、今後を考える上で必読の2冊と思う。
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