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アウトレイジと日本古代の神話 [これから日本の話をしよう!]

昨日のよる、私の自暴自棄が原因で少し暇な時間ができ(つまり、仕事をサボった)、夜の時間が空いたのでテレビを見ることにした。


私はストーリーものが好きで、ドラマも1シーズンに1つは必ず見ている。今クールで見ていたドラマは月曜にやっている「リッチマン、プアウーマン」で、たまたま見始めたのだが、なかなか面白い。タイトルと、放送開始前の「和製プリティーウーマン」的な番組宣伝の仕方が、失敗の原因だと思っている。勝手に失敗したと決め付けているが、本来であればこのドラマを見る人はもっと多かっただろうと思うし、このタイトルあの番宣では、ターゲットとなるべき人が食いつかないと思う。

リッチマン、プアウーマン

リッチマン、プアウーマン

  • 作者: 安達 奈緒子 (脚本)
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2012/09/07
  • メディア: 単行本



しかし、昨日は水曜日であり、リッチマン~はやっていない。

さて、と考え、テレビ番組表を確認する。

すると何と、映画が2つもやっていた。

1つはヴァン・ヘルシング。吸血鬼モノで、映像がすごいらしい。変に考えさせられるようなものではないらしいので、娯楽としてちょうどいい。
ヴァン・ヘルシング コレクターズ・エディション [DVD]

ヴァン・ヘルシング コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD



もう1つの映画は、アウトレイジ。北野武監督の作品で、今度公開される続編があり、カンヌで好評だったという。お馴染みのヤクザもので、暴力的。残酷なシーンもあるという。
映画 アウトレイジ

映画 アウトレイジ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ドリーミュージック
  • 発売日: 2010/06/02
  • メディア: CD



残酷なものを見て、気分が悪くなるのも嫌だなと思い、結局選んだのがヴァン・ヘルシング。
モンスターがわんさか出てくるだけあって、こっちも決して心地よい映像というわけではないが、単純に娯楽を楽しみたかった。


ところが見てみると、あれ?既視感が・・・。

15分が経過し、ようやく一度見た映画だということに気づき、確信し、ストーリーも完璧に思い出してしまった。それではつまらない。

私は2時間ばかし、ボケっと娯楽を楽しみたいのだ。

急いでアウトレイジにチャンネルを変える。最初を逃したのは痛かったが、まだ間に合うだろう。


そこから、私はアウトレイジにのめり込まされた。
おお、確かにみんな悪い奴らだ。
そしてどんどん傷つけられながら、結局は死んでいく。

胸糞悪い映画かなと懸念していたが、結構楽しめてしまった。

何だか続編も見たくなったぞ。あの内容じゃあ、テレビで放映するにあたって随分削っただろう。
・アウトレイジ ビヨンド

何だか登場人物みんなが“すごく表情”をしているのが印象的だった。

そして、殺し合う男たちを見ながら、私が思い出していたのは、スサノオや、大国主命、長脛彦(ながすねひこ)など、古代の日本の神話であった。そこでむき出しに行われていただろう争い。こんなものじゃなかっただろう。

髪や爪をはぎ、指を切り落とされ、腕をもがれ、カミとして封印されていく神話の登場人物たち・・・。

アウトレイジで繰り広げられるそれと、どこか違うというのか。


そんなことを思いながら見ていたわけだが、つまりはアウトレイジ、面白かったという感想。
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