生きることと死ぬことと [雑談]
もう10月か。
早いものだ。
今年もあと3ヶ月じゃないか。
そいういえば、どこかの誰かが2012年に世界は終わるとかなんとか言っていなかったか?いったいどうなるんだろう。
もし本当に2012年で世界が終わるのなら、もう働くのをやめて、全ての資産(といえるのか)を使って人生を楽しみたい。
・・・そう書きながら、こんなことを夢想しているような人生というのはロクなものじゃないなと気がついた。
私は今まで、何を優先していたのだろう。
優先させるものを、間違えていたのではないか・・・。
と、そう書いていたら、あの本を思い出した。
そう、以前ここでも何度か紹介した「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」。
ええ、もちろんとっくに読了しております。
面白いか面白くないかで言えば、正直、アマゾンレビューで絶賛されているほどは面白く感じなかった。目新しくもないし。
しかし、役に立つか立たないかでいえば、役に立つ本だと思う。どう役に立てるかというと、やはりタイトルにあるように、この本は“働き方”の本だ。働き方・・・人生の多くの時間を働いている私たちにとって、働き方というのは、すなわち、私たちの人生にそのままズバンと直結する話なわけだ。
ワークシフトでは、2025年の未来が書かれている。
SNSが流行り、需要と供給や仕事と仕事人をマッチングさせる様々なサイトが増えてきている現在。フリーランサーや、起業家(といっても、少人数もしくは1人社長も多い)があちこちで活躍している現在。この現状がそのまま加速して、進んだらこうなる・・・というような未来像だ。
ぼうっと過ごしていたら、スキルも得られない弱い立場に追いやられるか、あるいはそこそこ働けたとしても、時間に追われてばかりの、様々な不安を抱えた労働者になりかねない。
だからこそ、計画的な働き方の設計、仕事以外の人生とのバランス、人とのつながりやセーフティなどが重要になるのだが、そういったことを考えるのに、本書は有効だと思う。
ところで、「BECK(1) (KCDX (1278))」という漫画をご存知だろうか?
水嶋ヒロや佐藤健などが出演して映画化もされた、バンドマンガである。
彼らは売れないバンドとして悩みに悩むのだが、その中で印象的なシーンと、言葉がある。
印象的なシーンは、主人公が、朝の通勤時間、人の波と逆光しての帰り道、突如インスピレーションが舞い降りてくるシーンだ。
朝、東京のオフィス街を歩いていると、人々がアリのように行列をなして歩き、ビルに吸い込まれていく風景を見ることができる。私自身がその行列にいるとき、「ここに並び歩く私」は一体なんなのかと、漠然とした不安を感じたことがある。
主人公はそれとは逆に、人並みに逆らって歩く。人と同じ道を歩かないという不安の中でインスピレーションが芽生える、そんなシーンだった。
印象的な言葉というのは、おそらく上記のシーンでの言葉だと思うのだが(うる覚え)、その逆行していく中で、
「生きることと死ぬことを本気で考えたら・・・」
おかしいのは、行列をなす蟻なのか、それとも孤独な道を歩く道なのか。
生きること、生きるということを本気で考えてみたら・・・
死ぬということ、生きるということが終わることを本気で考えてみたら・・・
どんな人生を歩むべきか。
後悔しない人生、あるいは後悔の少ない人生とは、どんなだ!?
自分の人生だ。考えてみる価値はある。
だからといって、バンドマンは気軽に勧められないが。
早いものだ。
今年もあと3ヶ月じゃないか。
そいういえば、どこかの誰かが2012年に世界は終わるとかなんとか言っていなかったか?いったいどうなるんだろう。
もし本当に2012年で世界が終わるのなら、もう働くのをやめて、全ての資産(といえるのか)を使って人生を楽しみたい。
・・・そう書きながら、こんなことを夢想しているような人生というのはロクなものじゃないなと気がついた。
私は今まで、何を優先していたのだろう。
優先させるものを、間違えていたのではないか・・・。
と、そう書いていたら、あの本を思い出した。
そう、以前ここでも何度か紹介した「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: 単行本
ええ、もちろんとっくに読了しております。
面白いか面白くないかで言えば、正直、アマゾンレビューで絶賛されているほどは面白く感じなかった。目新しくもないし。
しかし、役に立つか立たないかでいえば、役に立つ本だと思う。どう役に立てるかというと、やはりタイトルにあるように、この本は“働き方”の本だ。働き方・・・人生の多くの時間を働いている私たちにとって、働き方というのは、すなわち、私たちの人生にそのままズバンと直結する話なわけだ。
ワークシフトでは、2025年の未来が書かれている。
SNSが流行り、需要と供給や仕事と仕事人をマッチングさせる様々なサイトが増えてきている現在。フリーランサーや、起業家(といっても、少人数もしくは1人社長も多い)があちこちで活躍している現在。この現状がそのまま加速して、進んだらこうなる・・・というような未来像だ。
ぼうっと過ごしていたら、スキルも得られない弱い立場に追いやられるか、あるいはそこそこ働けたとしても、時間に追われてばかりの、様々な不安を抱えた労働者になりかねない。
だからこそ、計画的な働き方の設計、仕事以外の人生とのバランス、人とのつながりやセーフティなどが重要になるのだが、そういったことを考えるのに、本書は有効だと思う。
ところで、「BECK(1) (KCDX (1278))」という漫画をご存知だろうか?
水嶋ヒロや佐藤健などが出演して映画化もされた、バンドマンガである。
彼らは売れないバンドとして悩みに悩むのだが、その中で印象的なシーンと、言葉がある。
印象的なシーンは、主人公が、朝の通勤時間、人の波と逆光しての帰り道、突如インスピレーションが舞い降りてくるシーンだ。
朝、東京のオフィス街を歩いていると、人々がアリのように行列をなして歩き、ビルに吸い込まれていく風景を見ることができる。私自身がその行列にいるとき、「ここに並び歩く私」は一体なんなのかと、漠然とした不安を感じたことがある。
主人公はそれとは逆に、人並みに逆らって歩く。人と同じ道を歩かないという不安の中でインスピレーションが芽生える、そんなシーンだった。
印象的な言葉というのは、おそらく上記のシーンでの言葉だと思うのだが(うる覚え)、その逆行していく中で、
「生きることと死ぬことを本気で考えたら・・・」
おかしいのは、行列をなす蟻なのか、それとも孤独な道を歩く道なのか。
生きること、生きるということを本気で考えてみたら・・・
死ぬということ、生きるということが終わることを本気で考えてみたら・・・
どんな人生を歩むべきか。
後悔しない人生、あるいは後悔の少ない人生とは、どんなだ!?
自分の人生だ。考えてみる価値はある。
だからといって、バンドマンは気軽に勧められないが。
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