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リーガル・ハイと政治家と蒙古馬 [雑談]

最近、リーガルハイというドラマにはまっている。
・リーガル・ハイ

訴訟で一度も負けたことない破天荒キャラの古美門弁護士(堺雅人)が、オーバーアクションでふざけまくるリーガルドラマだ。この説明では何のことだかさっぱりわからないだろう。


しかし、面白い。


現時点で第6話までが終了している。

私が見始めたのは5話からなので、実は途中から、しかも2回しかみてない。けれどもハマッた。


バラエティー番組では笑いどころを暗示にかけるかのようにテロップが流れまくり、政治家はわかりやすいパフォーマンスで大衆の心をつかむ。世の中には“わかりやすさ”が蔓延し、庶民は考えることを忘れていく。

そして私は過剰演出のわかりやすいこのドラマに、見事に絡め取られたわけだ。


面白いと思ってしまうのだから、仕方がない。

古美門弁護士が、次にどんな変顔をするのか、意味不明のポーズをとるのか、屁理屈をわめき散らすのか、私は見事に引き込まれてしまっている。


私がこのドラマを見始めたのは、前述のとおり第5話からだ。
この回は、小沢一郎を彷彿とさせるような政治家のお話だった。

江守徹扮する大物政治家が、企業から政治献金を不正に受け取った疑いで告訴されるという内容。
まぁ、まんま、なわけだ。


現実の事件に目を向けると、何というか、変な逮捕のされかた、告訴のされかたというのは、確かにあると思う。私は決して個人的に好きではないが、小沢一郎やホリエモンの件は、何か人為的な意向のようなものを感じる。

また、報道・マスコミで取り上げられるものは、決して公平ではないことは、多くの人が実感していると思う。二股騒動でほとんど無名の俳優がこれでもかというくらい注目され大騒ぎされたが、あれは何だったんだろう?よし、使いふるされた、あの言葉をここで使おう。「もっと重要な事件が他にあるでしょ?」


誰かに意図的に操作されている“感”がする。
これによって、どこかで誰かが得をして、ほくそ笑んでいるのではないかという“ニオイ”がする。

悪者はどこだ。


いや、やめておこう。
出口無しの陰謀論にはまってしまいそうだ。

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リーガルドラマが古来(?)より人気なのは、そういった世の中に隠れる不正や悪を気持ちよく成敗してくれるからだろう。
水戸黄門しかり、大岡越前しかり、暴れん坊将軍もしかりだ。

暴れん坊将軍で思い出したが、あのテレビのオープニングで、松平健は白いサラブレッドに乗っているが、あの時代の馬は日本の在来馬(蒙古馬)であった。これはポニーのようなもので、つまり、あんなにカッコよく颯爽と走るイメージとは違う。


話が逸れた。

ところでリーガルハイが、そのように巨悪を懲らしめる話かというと、そうでもない(2回見ただけでは)。

単純にオーバーアクションで馬鹿馬鹿しく、面白いのだ。

一度、見てみるといい。
大丈夫、基本1話完結だし、私も途中から見て、十分見られたのだから。
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