私たちが守るべき真実のアテナ [これから日本の話をしよう!]
今朝、早くに目が覚めてしまい、なんとなくボケ~っとテレビを見ていたら、テレビアニメが流れ始めた。昔やっていたマンガの新バージョンらしい。
実は昔のバージョンのものについても、私はあまりよく知らないのだが、以前の知識と今回見たところの情報を総動員させて考えてみるに、今回の新バージョンのストーリーは、こんな感じになっている。
・主人公達は、アテナという女性を守るべき戦士である。
・主人公は一人前の戦士になるべく、戦士を養成する学校のようなところ(以下、学園とする)にいる。
・アテナ達の対として、闇の力をもつ巨大な敵の一団が存在している。
・アテナを守るべき学園は、実は知らぬうちに敵の手のうちに落ちていた。
・学園長(?)が裏切り、敵方についていたためだ。
・敵方は、ある少女を偽のアテナとして、その座につかせている。
(上記は間違いもあるだろうが、多少のところはスル―してほしい)
自分達の一団のトップが、陰謀によりすり替えられる。これは現実の世界でも、歴史でも、よく見られる構図ではないか?
このアニメのなかで何が一番不幸かというと、本来アテナを守るための戦士たちが、その反対方向のベクトルに動かされているところだ。アテナの敵と戦うべき存在が、敵の利となってしまっている。
節分の、「鬼は外」の鬼、桃太郎に退治される鬼。河童やダイダラボッチなどの妖怪。
それらは、古代の大和朝廷に負けた側を指しているのではないか、という説がある。
勝てば官軍、負ければ何とやら。
大和朝廷の一族は、天孫降臨したと言われている。九州に、天孫(ニニギノミコト。アマテラスの孫)が降臨した。
文字通り、空から降ってきた?
おそらく違うだろう。普通に考えれば海の向こうからやって来たのだろうが、本当のところはよくわからない。彼らは「東に都をつくる、いい土地があるよ」と聞いて、勢力を東に伸ばす。神武東征だ。海路陸路で近畿地方に向かい、あちこちで地場勢力と戦う。
そこには土蜘蛛とよばれる一団や、ナガスネヒコ(長い脛)などが出てくるが、これは鬼や妖怪の原型かもしれない。
征服するものがいれば、征服されるものがいる。
我々は征服された側の末裔かもしれない。
征服する側は、どうだったのか。
海の向こうから来たのだとしたら、もともとのご出身は外国なのだろうか。
よくわからない。
ひとつの説には、征服する側にも、3つほどの勢力があったのではないかというものがある。
出雲の勢力、アマテラスの勢力、そしてもう1つの勢力。
前者の2つは追い出され、最後の1つが残った。
アマテラスはそもそもの元にある神だが、今の地、伊勢神宮に落ち着くまでに点々とされ、ようやく落ち着いた地は、都から遠方、当時からしてみれば未開の地に等しい場所だった。
日本の古代を記している記紀は、最後の1つの勢力の手によるものである・・・という説であり、真偽を知るすべはないものの、そういうことは十分にあり得ると思う。
日本各地の神社には、不自然なものが随分と多い。
本来祀っていた神が境内の隅に追いやられ、後から来た神が本殿に位置する。もともとの神が、客人神や門客人神などとされるケースも見られる。
はたして私たちは、征服されたのだろうか。
私たちに残る血の糸を辿っていくと、ひょっとしたら、私たちは私たちのボスを討ち取られ、服従を余儀なくされ、祖先崇拝も表だっては許されず、神社には注連縄と鳥居による結界がしかれた。征服者への服従の証しとして、服従を受け入れなかった者たちに豆をまかざるをえなかった。支配された一族の恨みは、隠語として風習や童謡のなかに隠したが、しかし今となってはその意味までは伝わっていない。
私たちはすっかりそのことを忘れてしまっている・・・のかもしれない。
なんていうのは検証のしようもないが、そういうこともあるのかもしれない。
そんなことを、朝のアニメを見て考えてしまった。
これに似たようなことは、現在も色々な場所で繰り返されていると思う。チベットもそうかもしれないし、シリアだってそうかもしれない。
60年前の敗戦後、私たちは占領下で3S政策などにより、骨抜きにされたと言う話もあるが、それも似たようなものかもしれない。
また事の真相はわからないが、昨年からフジテレビや花王について騒がれている某隣国に関連した非難も、これまでの例に類した事件が進行しつつあると捕らえられたがゆえのことかもしれない。
このような問題について考えるうえで、秀逸な小説がある。
とても短い本だが、1冊持っていて損はない。
私たちが守るべき、本当のアテナは、何だ。
上の方でダラダラと書いたが、古代のことは最早わからない。
今、生きているのは私たちだ。
私たちにとって、守るべきものは何か。
「そうさ夢だけは、誰も奪えない心の翼だから」という歌とともに始まるアニメを見て、そんなことを考えた朝でした。
実は昔のバージョンのものについても、私はあまりよく知らないのだが、以前の知識と今回見たところの情報を総動員させて考えてみるに、今回の新バージョンのストーリーは、こんな感じになっている。
・主人公達は、アテナという女性を守るべき戦士である。
・主人公は一人前の戦士になるべく、戦士を養成する学校のようなところ(以下、学園とする)にいる。
・アテナ達の対として、闇の力をもつ巨大な敵の一団が存在している。
・アテナを守るべき学園は、実は知らぬうちに敵の手のうちに落ちていた。
・学園長(?)が裏切り、敵方についていたためだ。
・敵方は、ある少女を偽のアテナとして、その座につかせている。
(上記は間違いもあるだろうが、多少のところはスル―してほしい)
自分達の一団のトップが、陰謀によりすり替えられる。これは現実の世界でも、歴史でも、よく見られる構図ではないか?
このアニメのなかで何が一番不幸かというと、本来アテナを守るための戦士たちが、その反対方向のベクトルに動かされているところだ。アテナの敵と戦うべき存在が、敵の利となってしまっている。
節分の、「鬼は外」の鬼、桃太郎に退治される鬼。河童やダイダラボッチなどの妖怪。
それらは、古代の大和朝廷に負けた側を指しているのではないか、という説がある。
勝てば官軍、負ければ何とやら。
大和朝廷の一族は、天孫降臨したと言われている。九州に、天孫(ニニギノミコト。アマテラスの孫)が降臨した。
文字通り、空から降ってきた?
おそらく違うだろう。普通に考えれば海の向こうからやって来たのだろうが、本当のところはよくわからない。彼らは「東に都をつくる、いい土地があるよ」と聞いて、勢力を東に伸ばす。神武東征だ。海路陸路で近畿地方に向かい、あちこちで地場勢力と戦う。
そこには土蜘蛛とよばれる一団や、ナガスネヒコ(長い脛)などが出てくるが、これは鬼や妖怪の原型かもしれない。
征服するものがいれば、征服されるものがいる。
我々は征服された側の末裔かもしれない。
征服する側は、どうだったのか。
海の向こうから来たのだとしたら、もともとのご出身は外国なのだろうか。
よくわからない。
ひとつの説には、征服する側にも、3つほどの勢力があったのではないかというものがある。
出雲の勢力、アマテラスの勢力、そしてもう1つの勢力。
前者の2つは追い出され、最後の1つが残った。
アマテラスはそもそもの元にある神だが、今の地、伊勢神宮に落ち着くまでに点々とされ、ようやく落ち着いた地は、都から遠方、当時からしてみれば未開の地に等しい場所だった。
日本の古代を記している記紀は、最後の1つの勢力の手によるものである・・・という説であり、真偽を知るすべはないものの、そういうことは十分にあり得ると思う。
日本各地の神社には、不自然なものが随分と多い。
本来祀っていた神が境内の隅に追いやられ、後から来た神が本殿に位置する。もともとの神が、客人神や門客人神などとされるケースも見られる。
はたして私たちは、征服されたのだろうか。
私たちに残る血の糸を辿っていくと、ひょっとしたら、私たちは私たちのボスを討ち取られ、服従を余儀なくされ、祖先崇拝も表だっては許されず、神社には注連縄と鳥居による結界がしかれた。征服者への服従の証しとして、服従を受け入れなかった者たちに豆をまかざるをえなかった。支配された一族の恨みは、隠語として風習や童謡のなかに隠したが、しかし今となってはその意味までは伝わっていない。
私たちはすっかりそのことを忘れてしまっている・・・のかもしれない。
なんていうのは検証のしようもないが、そういうこともあるのかもしれない。
そんなことを、朝のアニメを見て考えてしまった。
これに似たようなことは、現在も色々な場所で繰り返されていると思う。チベットもそうかもしれないし、シリアだってそうかもしれない。
60年前の敗戦後、私たちは占領下で3S政策などにより、骨抜きにされたと言う話もあるが、それも似たようなものかもしれない。
また事の真相はわからないが、昨年からフジテレビや花王について騒がれている某隣国に関連した非難も、これまでの例に類した事件が進行しつつあると捕らえられたがゆえのことかもしれない。
このような問題について考えるうえで、秀逸な小説がある。
とても短い本だが、1冊持っていて損はない。
私たちが守るべき、本当のアテナは、何だ。
上の方でダラダラと書いたが、古代のことは最早わからない。
今、生きているのは私たちだ。
私たちにとって、守るべきものは何か。
「そうさ夢だけは、誰も奪えない心の翼だから」という歌とともに始まるアニメを見て、そんなことを考えた朝でした。
2012-05-27 18:51
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