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私達は進歩していることを信じよう [これから日本の話をしよう!]

世の中というのは、非常に残念なことだが、力のある人間が勝つようになっている。

そして、力に対抗するためには知恵、頭脳が必要なわけだけど、清廉潔白な賢さなんて滅多に見かけることはなく、ようはズルさが必要なのであって、ズルい奴が得をしたり、勝ったりするのが世の常だ。


先月行われた国連持続可能な開発会議、通称「リオ+20」では、環境に配慮したグリーン経済が謳われたが、いっぽうで、世界各地の先住民は、勝手極まりないこの施策に反発の声を上げた。

そりゃそうだ。人の土地を侵略し、都合のいいように使おうとし、何が持続可能な開発だ。


正義が勝つ、というのが本当だったとしたら、こうまで白人が世界を席巻することはなかっただろう。何が“アメリカ大陸発見”だ。以前からそこにあって、人々は普通に暮していたわ。


日本も人のことは言えない・・・かもしれない。
騙し、付け入り、仲間われをさせ、裏切らせ、東へ北へと勢力を拡大させたのは、我々のご先祖さまだ(もしかしたら、我々は侵略された側かもしれないが・・・)。

オオクニヌシの国譲りの神話や、神武東征などを見ると、何ともいえない悲しみを感じる。

最近の例でいうと、松前藩のアイヌ仕置き(↓↓↓)じゃないだろうか?
逆説の日本史17 江戸成熟編 アイヌ民族と幕府崩壊の謎

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  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/02/14
  • メディア: 単行本



色々と考えると、今のこの時代というのも、力のある奴やずるい奴が強いことには変わりないが、それでも、やりようによっては弱いものが勝てる見込みのある、貴重な時代だと思う。

私達は、進歩している。
そう信じよう。


な、大津市さん。

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