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福島の農家さんへの提案 [これから日本の話をしよう!]

昨日、報道ステーションでJAが脱原発との内容をやっていた。

とくに東北の、福島の農家の皆さんは、原発にかかわる“風評被害”に苦しめられている。


私はこの“風評被害”という言葉がどうにも嫌いであまり使いたくないのだが、農家さんたちの苦しみは理解できるし、共感する。

今回の背景には“恐怖”という目に見えない感情がある。
数値的に安全だということになっても、以前のように消費が戻るかは不透明だ。

感情が問題なのだから、「数値的に大丈夫だと言っているだろう。食え!!」と言ったって、それは無駄な努力だ。元気のない人に元気を出せというのと、同じくらいの無駄な労力だ。

しかし、その恐怖の気持ちもわかる。


が、わからないことが1つある。


それは、都心でもよく見かける、路上での食べ物の販売だ。

軽トラで果物を売っている場合もあれば、オフィス街ではお弁当を売っていたりもする。

果物の場合はいかにも産地直送で農家さんが売りに来ているようにも見えるが、軽トラのナンバーは都内のものだったりする。

また、お弁当の販売であれば、どこの誰ともわからない人がどのような衛生状態で生産し、どんな食材を使っているのかまったくわからない状態で売っている。お店などであれば、それなりの資金や保証が必要だし、初期投資もかかるので簡単に雲隠れできないのはわかっている。また、それなりの衛生基準も保健所で定められている。が、お弁当売りはそうではない。どこかから来て、どこかへ帰っていく。明日必ず来る保証もない。

果物売りもお弁当も、どちらもそれなりの商売になっているようである。

なのに、福島の産物は売れないのか?

路上で買っている多くの都心のビジネスパーソンたちだったら、気にしないのではないか。オフィス街の人々は、産地を気にしないと結論づける。そうでないなら、余程のバカということになるが、それはないだろう。


ということで、いっそのこと、販路を都心に絞ってはいかがだろう。

福島の農家で何台かの車を調達し、移動販売としてオフィス街でゲリラ的に販売するのだ。いや、車の調達は都内でしたほうがいいかもしれない。いっそのこと、福島の農家連合(?)で都内に販売会社(LLCとか)を設立する。車両の調達もこの都内の会社で行う。
この会社で1つの移動販売ブランドをつくり、販売するのだ。仕入れは福島の農家。野菜の販売、果物の販売、加工品の販売、お弁当の販売など幾つかのカテゴリに分けて、オフィス街で販売しても良し。住宅街を回ってもよし。通販してもよし。首都近郊には意外と孤立した高齢者宅も多いので、移動販売は喜ばれるかもしれない。

もし聞かれたら「福島産であること」を素直に伝えればいい。不誠実はよくないからな。でも積極的にアピールする必要は、ないと思う。


結構いい案だと思うのだが、どうだろう??
駄目かな・・・。
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